W不倫の行方は?『あなたのことはそれほど』を読んで「夫婦」ついて考させられた #あなそれ

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最近は「事実婚」「夫婦別姓」「別居婚」など、結婚の形も多様化してきましたね。

きっと昔から色んな形の「結婚」が存在していたのだと思うけど、個々が声を大きくして発信してきたのはここ最近なのではないでしょうか?もしかしたら、自分が歳を重ねて周りも変化していき、その流れで目につくようになったのかもしれないですが。

そして本題。

結婚をしているが、結婚相手以外の人と関係を持つ「不倫」にも、「W不倫」という形が存在します。いわゆる、不倫する人同士に、パートナー・結婚相手がいる状態のこと。

私は将来、不倫やW不倫に縁のない生活を送りたいと思っている派。結婚は早くても遅くてもどっちでもいいけど、なるべく平和に、ご機嫌すぎるだろってツッコミがくるくらいに幸せな夫婦生活を送りたい(笑)

でも、人生は長いので、自分にも結婚した相手にも、正直どんな出会いがあるか、どんなハプニングがあるか分からない。だからこそ、「面白いよ」と勧められたW不倫の物語『あなたのことはそれほど』を読んで、どういう気持ちになるのかを試してみた。

ということで今日は、『あなたのことはそれほど』を読んだ感想ををまとめます(※ネタバレ注意※)

ざっくりあらすじ!『あなたのことはそれほど』これを読めば大体わかる


(出典:『あなたのことはそれほど』公式サイト

昔から「人に愛される魅力」を持っていた主人公・美都。いわゆる”モテる女子”というやつ。

そんなモテる女子・美都が学生時代に好意を持ち、自身の初体験を捧げていたのが、後に不倫相手になる有島光輝。

十数年の時を経て偶然再会した二人は、再会したその日に体の関係を持ち、定期的に会うようになった。W不倫のスタート。

 

「2番目に好きな人と結婚するといいよ」と占い師に言われた通り、有島ではない別の男性(渡辺涼太)と結婚してた美都は、旦那である涼太に「会社の飲み会で遅くなる」「香子(親友)と旅行」と嘘を重ね、ズブズブと有島にハマっていくのでした。

一方、有島には娘が誕生した。急に子供の体調が悪くなるなどの理由で会う頻度が少なくなった2人。有島から「趣味を作ったらいい」と助言をうけた美都は陶芸教室に通うも、そこは有島の本妻(有島麗華)も通っている陶芸教室。

もちろん、有島と不倫をしていることを麗華には隠す美都。だが、もう正気ではいられないのか、麗華が陶芸教室に連れてきた有島の娘に触れようとしたり、有島の自宅まで荷物を届けたりと行きすぎた行動を取ってしまう。

旦那の涼太に携帯を見られていた美都は不倫がばれたが「それでも一緒に暮らそう。僕は一生、美都を愛しているよ」と美都に伝える涼太。有島に会うための嘘はバレバレなのに、いつも笑顔の涼太に、美都は”恐怖”を感じてしまうのでした。

その恐怖に耐えられなくなった美都は家を出て、カプセルホテル、実家、親友宅と転々とし、離婚を切り出した。成立までかなりの時間を要したが、結果的に離婚が成立し、美都は独身に戻りました。

だけど最終的に、有島は美都を捨てる。

美都は清々しいくらいに一人になり、新たな人生をスタートさせたのでした。

<面白すぎて時間は一瞬>全6巻を一気に読んだ感想や、出てきた疑問

不倫にハマってしまう美都は、最終的に一人になってしまうわけなのだけど…

私の心の中に残ったのは、「美都にとって、渡辺涼太は本当に2番だったのか」という疑問。

美都は年齢に焦って、ヒョヒョヒョイって一目惚れしてくれた涼太と結婚しちゃったんじゃないか?という謎の予想をしてしまいました。

占い師から告げられた「2番目と結婚した方がいい」という言葉を、涼太のことだと思い込んだけど、実際には涼太は6番とか7番だったんじゃないかなーと思うわけですよ。だから有島が現れた時に、”天秤に乗せるまでもない“という勢いでハマったんじゃないかと。

 

一方、有島は「他の女と違うな」と麗華を選んで結婚まで至っている。麗華は、小さい時から家庭環境が複雑なことからしっかり者で冷静なので、決して有島を追いかけない。でも有島に対して鋭い洞察力で所々で釘を刺しているんです。

また有島は、他の異性と比較して麗華を選び、お互いに惹かれ合って付き合い、結婚している。

2番目を選び「妥協結婚」をした自覚のある美都&美都を追いかけまくる渡辺涼太コンビと有島夫婦は、絆の強さが違うなと思いました。有島夫婦には子供もいますしね…!

この物語は涼太のように”恐怖”を感じさせる対応をしなかった麗華の圧勝!恐怖ではなく、有島に罪悪感を感じさせた麗華の一人勝ちストーリーに思えました。裏の主人公級と思っています(笑)

有島夫婦は一難乗り越え強くなった絆のまま幸せに暮らしてほしい。美都は次回こそ妥協せずに両思いで結婚してほしい。涼太は追いかけなくても大丈夫な相手と結婚してほしい。

そんなことを思って、自分はどういう風に相手を選んで、選ばれるのだろうと、見えないものを見たいと考えてしまったのでした。

自身が同じような境遇に陥ったらどうするのか?

まず一つ言えるのは、美都や有島側になることはないだろうなということ(笑)

つまり、恋人がいたり、結婚しているにも関わらず、相手に愛されているのにも関わらず、他の相手にハマったり手を出したりはしないということ。昔からこの欲はゼロ。あんまり恋愛体質でないことからか、一瞬たりとも浮ついた欲が出てきたことはない。

きっとずっと仕事するし、男女ともに友達は増えていくだろうから、わざわざ浮つく必要もないと思ってますしそういう思考もない。

しかも自分のことだけでも大変なのに、パートナーがいる時って自分だけのこと考えてりゃいいってわけではないじゃないですか。その状況で不倫をスタートするって、めっちゃ器用だと思いませんか?私なら無理。そんな器用じゃない(笑)

もし旦那さんに愛想つかれて離婚を迫られている状況とかだったら、次を探すんだろうけど。普通の状況だったらキャパ的に無理すぎる(笑)

 

でも、涼太側、麗華側(=浮気・不倫される側)になっちゃうことは、正直ありそうというか。怖いですよね。

バレた時の相手の謝り方とか、子供がいるとか、愛想つかれているとか、その時の状況次第で自分の対応は変わるんだろうな。

涼太みたいに「一生愛してるよ」みたいにも言えないだろうし、言う気もないけど、麗華みたいに釘刺しながら「実家帰ります」とかも出来ないんじゃないかと、読みながら思ってました。

いつ結婚するかも全然わかりませんが、結婚して『あなたのことはそれほど』の登場人物に状況が近づいたらもう一回読みたいなと思った一冊!

もし知っている人だったら全6巻貸しますし、電子書籍でも購入できるみたいなので、ぜひ読んでみてくださいねー!

このシーンでこう思ったとか、そういう話がしたいです。

それでは!

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